2008年09月09日

続々 Lostwax Casting

F9 cut into 2 pieces この写真をご覧戴ければ、何を鋳造したかお分かりになるだろう。かなり大きなものを鋳造できるかどうかが知りたかった。このF9はAtlasが1970年頃発売したもので、それを一体鋳造するつもりで持っていった。

 見た途端、「ちょっと長すぎる。ほら1/2インチはみ出す。」というわけで二つに切り離すことになった。どこで切るかは自由だが、その切り口はハンダ付けで完全修復できる部分に限られる。サイドのラジエータ・グリルは避けるべきで、結局ノーズの部分をドアの前で切り落とした。糸鋸でざくざくと切った。糸鋸の厚み分はハンダで埋めることになる。
 
 車体の内側の体積がもったいないので、適当な大きさの部品をつけておく。ここで内部にたくさんの部品を付けると、あとで外し難いので、外しやすい大物をつけるのがミソである。

 熔湯が流れて行く経路は十分に吟味せねばならない。しかし、深さが十分あるので圧力は十分である。問題は長い方の浅い部分である。注ぎ口からの深さが足らないので、湯が回らない可能性がある。

 このようなプラスティックを埋没するときは事前にサンドブラストを掛けて、表面の塗装、ディカルを全て削り落とす必要がある。塗料は燃え残るのである。SantaFe塗装の赤い塗料を削り落とすのは意外に手間取る仕事であった。

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