2008年09月07日

続 Lostwax Casting

 ロウ型を作ってツリーにし、それを焼いて鋳造すれば、Lost Wax である。プラスティックで作った型を焼いたらどうなるだろうか。

 これは難しい問題が生じる。ロウの場合はすぐ融けるので液化して融け出したり、埋没材の中にしみ込んだりする。何の問題も起こらない。
 プラスティックは融ける温度が高い。200度くらいにしないと融けない。しかしその前にプラスティックは膨張する。そうすると何が起こるだろうか。

 埋没材が割れる可能性がある。埋没材はセッコウに添加剤が加えられている。より強度を出し、融けた金属と反応しにくいような工夫がしてあるのだ。
 ガラス繊維を入れて割れ難くしたものもある。

 プラスティックを埋没したときには、焼成温度の上昇速度を小さくする必要がある。普通は8時間で焼くところを,12時間くらい掛けて昇温する。その間にプラスティックが燃えるはずだ。臭いがよくない。炉の中に燃え残りがとぐろを巻いている。酸素を補給するとよいかもしれない。筆者は通風をよくして、排気口には予熱した触媒を置いて、排気を浄化していた。

 



 


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コメント一覧

1. Posted by RAILTRUCK   2008年09月07日 11:18
ロスト・プラスチックのDL前頭部のプラ原型でしょうか?

むかし某模型誌でグラントラインのプリムスのプラキットを原型にして鋳造させたという記事を読んだ記憶があります。

これもロスト・プラスチックによる特製品ですね。
http://home.inreach.com/jkitts/BrassEng.html

原型として使えるプラスチック材料の解説など。
http://home.onemain.com/~thebackshop/plastics.htm

ご参考まで。ご存知ならご勘弁下さい。
2. Posted by AC9   2008年09月08日 00:08
旅客用パイロット付きFユニットの前頭部でしょうか。
車体裾のステップやブレーキシリンダーは判りましたが
あとは降参です。 SP蒸機の煙突に付いている煙散らし(?)の様な物がありますが…

以前より楽しく拝読しております。
特にロストワックス技法の解説は興味深いです。
自家製ロストは過去何度か挑戦しておりますが、満足な物にするのは難しいですね。
ご解説を参考に次回はべリ銅を使ってみるつもりです。
また色々なテクニックを公開頂ける事を楽しみにしております。
3. Posted by dda40x   2008年09月08日 20:02
Rail truck様、AC-9様コメントありがとうございます。
お二方の知識、眼力には敬服いたします。

確かにSP用のSmoke splitterがあります。こちらも忘れていました。F9Aのノーズの内側にあるのはいずれお見せしますが、3-unit Turbineの連結器座です。

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