2008年09月05日

Lostwax Casting

DD35 truck frames 久しぶりにロストワックスの話題に戻る。
 Dennisはロストワックス・パーツを作っている。空軍を退役してからは本業になった。今回のTexas行きの目的はそこにあった。「一緒に鋳造しようじゃないか」という誘いがあったからである。
 ロストワックスを作っている場面を見るのは初めてではない。それぞれに個性があリ、ノウハウがある。普通、それを秘密にしているのだが、Dennisはすべてオープンにしている。というのは仕事が来すぎて要望に応え切れないというのが本音である。だから、二言目には、「ここに引っ越してきて、二人で大きな工場を作ろうぜ。」と言う。こちらにもいくつかのノウハウがあるのでそれをお互いに見せ合った。このワックス・パターンはDD35の台車である。これについては後述するが、Bill Melisの型がここにあったのだ。それを加工した。
wax trees この写真はワックスを整列させたワックス・ツリィである。これをinvestment(埋没材)の中に埋め込んで加熱する。するとワックスは全て蒸発し空洞ができる。そこに融けた金属を流し込めば出来上がりである。
 この写真の右端の大きなものは何であろうか。

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