2008年06月14日

続 フログを作る

#8 Nose Rail 曲線フログを作るのは面倒である。原寸図の上に置いて少しずつ曲げる。遠くから見て、周りの曲線との違和感がないことを確認する。

 短いレイルを正確に丸く曲げるのはきわめて難しい。長めに作って端を切り落とす。

 レイルをペンチの類ではさんで曲げると、レイルに傷がつく。また、狭い範囲に応力が集中し、メッキがはがれたりする。ハンダ付けしたあとで曲げると、ハンダがはがれる。

Making Nose Rail 筆者はフログ部分は必ず銀ハンダを用いる。銀2%を含み、鉛は入っていないという。以前のものに比べ、流れがよく、さらに硬い。硬いが、脆くはないので追加工できる。左の写真では、レイルの端を折リ曲げてフライスで削いだ様子がよく分かる。こうしないと先端の部分が頭だけ浮いてしまう。下のレイルは左端が、数ミリだけ手前に持ち上がっているのだ。


Rawhide Mallet on Rubber Table  ローハイドとは革製のことを言う。最近はプラスティック・ハンマにその座を明け渡しているが、昔は精密工作する人には欠かせないものであった。
 硬い革で出来ていて、相手に傷をつけない。当然、メッキもはがれない。これでゴムの厚い板の上で気長に叩く。これはアメリカで買ったが、どういうわけかイギリス製である。

 曲線上のポイントはフログ番手が大きくなる。筆者のレイアウトには12番というフログがある。どうしてもその番手を使わないと、最急曲線を下回ってしまう事情があったからだ。



トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by 愛読者   2008年06月16日 01:15
 フログをこのように製作されるのですね。
 一番上の写真を見て感動しました。ハンダを必要最小限用いて、確実に付けていらっしゃいます。
 先端部までハンダが入っているのがよく見えますが、どこにもはみ出していないのがすごいです。
 レールの先端を曲げて削る話は聞いたことがありません。必要なことですね。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
Recent TrackBacks
Categories
  • ライブドアブログ