2008年06月10日
続々々 ポイントを作る
稲葉氏からもコメントを戴いている。British(イギリス語)に詳しい方なので、貴重なご意見である。
「P点がポイントの語源」説は、今の所、旗色が悪くなってきた。
ところで栗生氏が、わざわざブログの一面を割いて、筆者の「フログ番手の記事」の批評を書いてくださった。番手が大きくなると、正規の式でも、簡易式でも差が小さくなる。
現場では番手が大きく、全くどうでもよいことなのであろう。 角度を測るのはとても難しいが、寸法には、はっきりとその差が出てくる。
どうして筆者がこの件を大きく採り上げたかというと、例の組立て式線路の中に、
分岐モヂュールを入れねばならなくなったからだ。標準の直線モヂュールは1本の長さが750mmである。どうしてこの寸法に落ち着いたかは、吉岡氏による収納場所調査の結果である。「日本家屋の押入れの有効深さが800mmである」という数字を見せられて同意した。ダンボール箱に入れて800mm程度にしたかったからだ。
すると8番分岐はこの中に納まらないことが分かった。
P点を中心に置かねばならないので、底辺が375mm、高さが50mmの直角三角形を考えると、そのタンジェントは1/7.5=0.13333333となる。しかし、フログ角θを作図してみるとかなりの差が出る。その番手は、7.53332 である。当初はこのフログを自作するつもりであったが、以前用意した8番フログがかなりあったので、それを生かすためにはtanθ=0.12549のモヂュールを作るべきだということになったのだ。
単独の分岐であれば、8番分岐を750mmの中に収めることも可能であったが、ヤードを機能的に分割するには、P点を中心に置く手法を採用せざるを得なかった。それで797mmという珍しい数字が出てきたのだ。
筆者の親しい友人は、「例によって、極端な機能最優先設計だね。」と批評する。
「P点がポイントの語源」説は、今の所、旗色が悪くなってきた。
ところで栗生氏が、わざわざブログの一面を割いて、筆者の「フログ番手の記事」の批評を書いてくださった。番手が大きくなると、正規の式でも、簡易式でも差が小さくなる。
現場では番手が大きく、全くどうでもよいことなのであろう。 角度を測るのはとても難しいが、寸法には、はっきりとその差が出てくる。
どうして筆者がこの件を大きく採り上げたかというと、例の組立て式線路の中に、
分岐モヂュールを入れねばならなくなったからだ。標準の直線モヂュールは1本の長さが750mmである。どうしてこの寸法に落ち着いたかは、吉岡氏による収納場所調査の結果である。「日本家屋の押入れの有効深さが800mmである」という数字を見せられて同意した。ダンボール箱に入れて800mm程度にしたかったからだ。
すると8番分岐はこの中に納まらないことが分かった。
P点を中心に置かねばならないので、底辺が375mm、高さが50mmの直角三角形を考えると、そのタンジェントは1/7.5=0.13333333となる。しかし、フログ角θを作図してみるとかなりの差が出る。その番手は、7.53332 である。当初はこのフログを自作するつもりであったが、以前用意した8番フログがかなりあったので、それを生かすためにはtanθ=0.12549のモヂュールを作るべきだということになったのだ。
単独の分岐であれば、8番分岐を750mmの中に収めることも可能であったが、ヤードを機能的に分割するには、P点を中心に置く手法を採用せざるを得なかった。それで797mmという珍しい数字が出てきたのだ。
筆者の親しい友人は、「例によって、極端な機能最優先設計だね。」と批評する。