2008年03月06日

続々 三次元印刷機

UP9000 25年ほど前、アルビン・トフラーの「第三の波」という本があった。筆者はそれを繰り返し読んだので、かなりの部分は覚えている。その中の一節に「安くなるから大量生産が行われてきた。一品ものの注文生産は高価であるのが常識であったが、これからはそうではなくなる。」というくだりがあった。
 印刷物が送られて来て、封筒を開ける。一人一人の宛名人に、異なる名前が書いてある手紙風のダイレクト・メイルが入っていることがある。このようなことは20年前には考えられなかったことだ。鉄道模型もそれと同じことが可能である。

 例えば、UPの9000という機関車がある。4-12-2という軸配置で筆者の好きな機種のひとつである。2台あって、標準型と改造型である。フレームも微妙に異なる。
 近未来の模型製作はこうなるだろう。

 注文するとCDが一枚届く。それをコンピュータで読むと三次元の図面が出てくる。
Boldfaceにしたいと思えばあちこち修正して、電送する。
 するとフレームが、鋳鋼製そのままの形で一体成型のロストワックスで送られてくる。後は自分で加工して出来上がりというわけである。もっとも、機械加工を同時に頼むこともできるようになるだろう。

 ついでにボイラも薄く鋳造することもできるだろう。すべての部品が付いたボイラが、ネジも切った状態で鋳放しで納品されるかも知れない。ハンドレイル・スタンションだけは別部品の方が見栄えがよいであろう。

 煙突の固定ボルトまで、法線方向に植えられた状態で出来てしまう。こうなると優れたソフトウェアを使いこなすのが、模型製作になってしまうであろう。

 機構部品はモジュール化して別売となるわけだ。

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コメント一覧

1. Posted by 読者   2009年02月27日 03:31
5 アルビン・トフラーの「第三の波」といえば個人でもプロと同様の機材を使用する『プロシューマー』が登場するというくだりが印象的でした。ビデオの機材誌ではプロシューマ養成講座なる連載もあります。最近の一般向けのハイエンドのビデオカメラの画質は数年前の業務用を上回るようです。

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