2008年03月02日

三次元印刷機



 今回のコンヴェンションで一番印象的な講演は、William Brisko氏の「三次元印刷機」であった。

 理屈はそれ程目新しいものではない。ただ、どの程度のものが出来るかは見たことがないので、それを現物で見せてもらえたのは面白かった。

 最近は、歯科医は技工(入れ歯を作ったりする作業)を外注するのが普通である。技工士は、石膏型をレーザ光線で三次元測定し、それを三次元印刷機で作り、鋳造する。鋳造時の微妙な鋳縮みは、係数を掛けることにより、完全にキャンセルすることが出来る。これが最新の技工技術である。それを模型に応用するのだ。

 詳しい説明はNorthern484氏がレポートされているので、それをご覧になるのがよいだろう。また、Brisko氏のウェブサイト をご覧になると、非常に詳しい説明が図入りでなされている。

このような方法があることは知っていても現物を見せられると、さすがに興奮する。
要するに図面さえあれば、何でも出来てしまうのである。もちろん三次元に変換するソフトが必要であるが、このような動輪などは簡単に出来てしまう部類に入る。
 やろうと思えば、ボックス動輪を本当に中空にすることも可能である。

 このような技術が、それほど高価でないところまで降りてくると、手作りに頼る必要がなくなる。すなわち、達人でなければ作れなかったスポーク動輪の卵型断面など、完璧な形が自動的に生成されるわけである。
  

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コメント一覧

1. Posted by 森井義博   2008年03月02日 14:57
日本でも、既に三次元造形は使われて製品が作られているようです。
ちょっと聞いてみた事があるのですが、HOの台車の原型程度であれば数万円でできるようです。
自分で3次元データを作ればもっと安くできるようです。
いずれにしても、手作りで原型を作るよりも高い精度で安くできるようになってきました。
2. Posted by dda40x   2008年03月05日 22:27
大体5センチ角の大きさでその程度でしょう。
アメリカでの価格はもっと安いので、日本もいずれそうなるでしょうね。

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