2008年01月26日

段付きネジを作る

段付きねじ
旋盤で快削ブラスを削るのは気持ちがよい。

 写真の段付きネジである。台車の側枠を台車ボルスタに付けるネジである。鉄道模型にはいろいろな場面で段付きネジが利用される。回転を許し、外れないようにすることが多いからだ。台車のキングピンも段付きネジにすれば簡単である。頭の溝は鋸でつけるので、あまりきれいではない。本当はスリ割りのカッタでの工作が必要であるが、面倒なのでやらない。

 オークションやスワップ・ミートで手に入る部品は、このような段付きネジが無くなっているものが多い。当然、価値が下がり、安く手に入る。それを活用するためにはネジを作る必要がある。アメリカの友人にも頼まれてよく作る。彼らにはメートルネジが手に入り難いからだろう。

 このような工作にはDROが役に立つ。数字だけ見ていればいくつでも簡単に削れる。

 ネジを切るには、写真のダイス・ホルダを使う。これは自作で、1インチ径のダイスが保持できる。旋盤のスイッチを切り、主軸が止まりかけた時、心押し台を使って押し付ける。3,4回転して止まるが、それまでにネジは切れている。場合によっては足らないときがあるが、手で回して出来上がる。主軸の慣性を使うと、下手をするとねじ切りそうに感じるが、それまでにネジが進むのでモース・テーパが抜き取られて停止する。実に簡単である。

 この台車は昭和30年代に作られたもので、砂鋳物に機械加工して、コイニングで作った部品をハンダ付けしたものである。ボルスタでイコライズして、軸バネ可動という凝ったつくりで、実によく走る。ネジはISOではなく、JISであり、ピッチが大きい。この時代のものを修理するには、各種のタップやダイスが必要である。

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