2008年01月20日

レイアウト・ルームの環境

 レイアウトを作り得る環境になると、線路を敷くことに夢中になる。敷いた後のことは考えていない人が多い。
 レイアウトの敵は、まず、次にである。それと温度変化光による退色も大きい。

 このあたりのことについて、過去の鉄道模型の専門誌に解説が書いてあっただろうか。筆者はそのことに昔から興味があり、研究してきた。

 屋根裏部屋は温度変化が大きいのと、構造上、埃からは逃れられない。国内のいくつかのレイアウトを見学したが、「埃を払うのが大変です。」と皆さんおっしゃる。
 掃除機で吸い込むとストラクチュアが壊れ、バラストの一部が無くなる。砂埃は、レイアウトのウェザリングの一部と考えられるが、綿埃はそうは行かない。 ギヤボックスがないと埃が噛みこまれる。これは機関車の効率を下げ、寿命を縮める。どうしても避けねばならない。

 レイルの伸び縮みについての話はそれほど聞かない。多分、ギャップを広めにしているか、レイルを細かく切っているのであろう。
 地下室は温度変化が少ないのと空気の流通が無いので埃が少ない。ただし地下室を掘る場所を考えないと、水が湧いてくる。事前に地下水位の調査が必要である。
 除湿用のエアコンを深夜電力で廻しておくだけで、完璧な湿度に保てる。湿度を45%以下にすると、鉄は錆びないというデータがあり、我が家での実験結果はそれを裏付けている。
 
 太陽光はディカルの褪色、変色の原因である。蛍光灯も感心しない。蛍光灯からはかなりの紫外線が出る。
 工作室以外は蛍光灯はない。すべてハロゲン電球である。ハロゲン電球は蛍光灯と効率がそれほど違うわけでもないから望ましい光源である。

コメント一覧

1. Posted by 01175   2008年01月23日 22:33
ハロゲン球でも紫外線は出ます。紫外線による褪色を嫌う場合は酸化チタンをコートして紫外線を遮断した製品が蛍光灯でもハロゲン球でも製造販売されています。博物館用などと称していますが、東京ですと秋葉原の光東電気などで購入できます。



2. Posted by dda40x   2008年01月24日 08:19
まずいなーと思いながら書きましたら、見事にそこを衝かれました。そのとおりです。しかし輝線スペクトルではなく連続スペクトルですから、温度を上げなければほとんど出ません。
実は我が家はアメリカ製の120V球を104Vで使っています。効率はやや落ちますが、寿命ははるかに長くなります。15年以上無交換です。この温度域では、電流は電圧には比例しません。実測で出力は約90%。
効率はかなり落ちるでしょうね。

24日の曇りの日の紫外線も、それほど少ないわけでもありません。そのことも申し添えます。
3. Posted by 01175   2008年01月24日 14:13
曇りの日の紫外線量でも蛍光灯などに比べれば圧倒的に多いですね。

実は1980年代に紫外線による光化学的開裂によって生成されるビタミンD3にかかわる仕事をしていまして、人工光源の紫外線発生量についても調べたことがあります。

当時のUV強度計は簡単なものでも高価で数十万円もしましたが、その後の「UV騒ぎ」で同程度の性能のものがディスカウントショップなどで980円くらいで入手できるようになってしまったのには驚きました。この程度のものでは余程近づけないと家庭用蛍光灯の紫外線を検知しませんが、陽光の場合は、かなりの曇天時でも感応して数値を表示します。

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