2008年01月18日

地下室の空調

 地下室は全く外気とは隔絶されている。大物を出し入れするオウヴァへッド・スライディング・ドアがあるがそれの周りはパッキンを貼って空気の漏れを防いでいる。ドアの下側にはゴムのパッキンがある。というわけで、外気の流入は事実上、無い。

 深夜電力で動く750 W(出力2 kW)のエアコンと1 kWのベースボード・ヒータがある。これらはタイマーで動いている。半分地面に埋まっているので、温度変化は少ない。夏はエアコンが除湿機の役割を果たす。もっとも、この場所は丘の頂上で地下水位が低く、全く湿り気は無い。

 レイルが鉄(鋼)レイルなので、錆びない様にするには、外気に含まれる塩の影響を断たねばならない。それと石油、ガスの燃焼も避ける必要がある。石油、ガスには硫黄分が僅かではあるが含まれている。その燃焼により発生する二酸化硫黄は、鉄の表面に吸着されて酸素と結合し、さらに水を呼び寄せて硫酸になる。その結果、鉄は錆びる。

 ハンダ付けのときの塩化亜鉛も、飛び散って錆の元になる。だからハンダ付けは外でする。どうしてもしなければならないレイルのハンダ付けなどは、外でハンダめっきしておいて、コテで加熱する。電気配線は、携帯用の空気清浄機を持って行って吸い込ませながら行う。

 いずれ天井には空気清浄機を取り付ける予定である。床のコンクリートは意外に大きな埃の発生源である。完全にエポキシ塗料で固めてしまうか、タイルを貼る必要がある。アメリカ製の30 cm角のセラミック・タイルが安かったのでそれを貼った。日本製はその数倍もする。これは運賃を多少かけても安い。大きなものを輸入するときに、混載で運んだ。

コメント一覧

1. Posted by Harashima   2008年01月19日 14:41
私は使ったことがないのですが、鉄レールは錆びると相当厄介ですか?
人間の出す塩の影響はどうでしょう。
2. Posted by dda40x   2008年01月19日 20:56
正直なところ、錆が全く発生しないので厄介かどうかは分かりません。ガードレールは錆びていた方がよいので、庭に2週間ほど放り出しておいて錆びさせました。底面だけ錆をとって、エポキシで貼り付けました。

 人間の出す塩も、湿気が少ないので錆の原因にはなりません。その件は明日書きます。湿度さえ、ある数字をクリアすれば錆びないものです。

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