2007年12月05日

続々 Atlas製貨車の改良

running board Atlasの貨車のラニング・ボードは簡単に模様をつけた板であった。70年代はそれで満足していたが、のちには不満が出てきた。その不満を吸収するために、改良部品が各社から発売された。この写真の部品はQuality Craft社、現Weaver社の製品である。完全シースルゥで気分が良いが、下地のほうも修正しなければならない。

 Atlasの連結器は首が長すぎる。ナックルが割れてしまったり、トリップ・ピンとの嵌め合いが緩すぎて使い勝手が悪かった。
 
 栗生氏のブログにも書いてある通り、ナックルが自然に閉まる。これは重力を利用している。内部に斜面があり、それを滑り落ちてナックルが閉まるようになっている。これはCentral Locomotive Works社の連結器も同様である。それは1972年ころから売っているのだから、そのときには、すでにそのアイデアの特許が切れていたのではないかと推測する。

 クリープ割れについて質問を戴いている。要するにプラスティック成形品に何かを圧入すると、塑性変形して留まる。その変形が割れを生じるのである。

 一番よくあるのが歯車に軸を圧入したものである。必要以上の応力が掛かっていると必ず割れる。デルリンであっても割れる。ゆるい滑りばめにしておいて、軸にローレットを掛けて押し込むと安全である。要するに、塑性変形が軸の円周方向に起きるようにする。放射状に力が掛かると必ず割れる。

 軸と車輪の絶縁のブッシュは強く押し込んでも、問題は起きない。それは、外と中で押さえつけられているからだ。塑性変形は軸方向に起きる。



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