2007年11月27日

続 Milling Machine

Cradle Vise Palmgrenの万力は確実で、重宝している。筆者は揺り篭型と旋盤に取り付けて横フライスにするタイプを持っている。後者は、アメリカでもとても高価である。
 PalmgrenはBillに勧められた品であり、満足のいく性能を持っている。

 旋盤の上にコラムをつけ、刃物台をX-Yテーブルとして使う、簡易フライス機能を持つ製品がある。

 見かけは一緒のように思うが、力の掛かり方の点では大きな差がある。刃物台は左右に動き力の掛かるところが変化する。フライスの場合はベッドが左右に動き、それを支えるベースは動かない。すなわち力の掛かる点が変化しないので、長いものを扱うことが出来る。もっとも、小さいものしか作らないときは何の問題もない。

 筆者のミリング・マシンは中国製である。アメリカの商社数社が、いろいろな仕様で輸入している。大きな違いは、スピンドルがR-8かMT3かである。他に送りネジが16TPIであるか20TPIであるとか、モータが120V用か240V用であるという違いがある。

 アメリカで各コンポーネントごとに分けて売っているので、それを買い、スーツケースに入れて持ち帰った。25kgずつに分けて4本であった。
 現地で要らない物を捨てたがまだ重かった。税関検査で引っ掛かったが、蓋を開ければ「なーんだ」という顔をしていた。他にも車の部品をたくさん持っていたので、それで引っ掛かったということもある。帰国後、全てのネジを日本製のネジに取り替えた。首が折れるものがあるからである。

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