2007年11月21日
City of Los Angeles
City of Los AngelesはUPの看板列車であった。 COLAと略された。そのオブザヴェイションを作らねばならない。
アメリカの友人がどのように作っているのか聞いてみた所、全員がブロックから削り出したという。それが楽だろうと適当なブロックからフライスで削り出した。粗取りをしたところである。あとは手作業で丸くする。
日本の友人に聞くと、「たたき出しだね」と言う人ばかりだ。あるいは短冊に切ってつき合わせてハンダ盛り、そのあと削り出しと言う人もいる。このあたりは、人それぞれでやり方があるのだろう。筆者はハンダの削り出しは避けたい。ヤスリ目が詰まるのがいやなのだ。ヤスリを何本か用意して順に使うのだが、後始末が大変だ。
このブロックは160gある。フライス加工の専門家に聞いたら、「内側も削れば厚さ1ミリになるよ。」とのことである。最近のCNCフライスで削ればそうなるだろう。そこまですることもないので、重いままで行くことにした。
実は屋根のてっぺんが少し低すぎた。仕方がないので、板を重ねてロウ付けして削り直しである。一番高いところがざらざらしているのは、そのためにラフカットしたからだ。ロウがよく付くように、少し隙間を確保するための方法である。
このような大面積の張り合わせの時には、少々隙間を空けておかないとロウがいきわたらない。カザリ職人の仕事を見ていると、このようなときには細いタガネで細かくキズをつけている。タガネを寝かせて打ち、ほんの少しのカエリを作るのだ。
貼り付ける板は、そのカエリの上に載っている。その状態で軽く締め付けてロウ付けをする。子供のときに見たテクニックだが、役に立っている。
アメリカの友人がどのように作っているのか聞いてみた所、全員がブロックから削り出したという。それが楽だろうと適当なブロックからフライスで削り出した。粗取りをしたところである。あとは手作業で丸くする。
日本の友人に聞くと、「たたき出しだね」と言う人ばかりだ。あるいは短冊に切ってつき合わせてハンダ盛り、そのあと削り出しと言う人もいる。このあたりは、人それぞれでやり方があるのだろう。筆者はハンダの削り出しは避けたい。ヤスリ目が詰まるのがいやなのだ。ヤスリを何本か用意して順に使うのだが、後始末が大変だ。
このブロックは160gある。フライス加工の専門家に聞いたら、「内側も削れば厚さ1ミリになるよ。」とのことである。最近のCNCフライスで削ればそうなるだろう。そこまですることもないので、重いままで行くことにした。
実は屋根のてっぺんが少し低すぎた。仕方がないので、板を重ねてロウ付けして削り直しである。一番高いところがざらざらしているのは、そのためにラフカットしたからだ。ロウがよく付くように、少し隙間を確保するための方法である。
このような大面積の張り合わせの時には、少々隙間を空けておかないとロウがいきわたらない。カザリ職人の仕事を見ていると、このようなときには細いタガネで細かくキズをつけている。タガネを寝かせて打ち、ほんの少しのカエリを作るのだ。
貼り付ける板は、そのカエリの上に載っている。その状態で軽く締め付けてロウ付けをする。子供のときに見たテクニックだが、役に立っている。