2007年09月22日

Gyra-Light

501e1ad6.jpg F-ユニットのボンネットの先端には前照燈が付いている。二つあって、上の方は大抵ジャイラ・ライトという旋回式警告等になっている。
 
 このライトを覗き込むと中に赤いものがあるのだが、よく分からないまま30年以上経った。

 "YARD"誌39号,1950年7月15日発行に、伊藤剛氏 の絵になる解説があった。これを見れば、一目瞭然である。適度の摩擦で、ネジの回転により赤いプラスティックの覆いが電球にかぶさると赤い光が出るようになっている。逆転するとそれが反射鏡の根元に移動するので、事実上赤い光は反射されない。

 この反射鏡の回転速度は機関士の好みで変えられるらしい。場合によっては特定の位置で止めることもできるという。それでいたずらをする機関士もいたらしい。

 山の中でいつも出会う女性にライトを当てて喜ぶ機関士の話がSteffes氏の本に出てくる。

 動画を探してみるといくつかあるが、これが一番はっきりしているのでご紹介する。視点が地上にあるので、効果がよく分かる。

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