2007年09月12日

連結器の工夫

Monarch Price List 1963 自動連結器は高価であった。たくさんの貨車を全て自動連結器にするのは難しかった。

 この表はMonarch社の連結器の価格である。1964年のWalthersカタログからの転載である(協同ライト社御提供)。その後の価格変化を調べると、1973年に$2.25、1983年では$6.00とある。

 アメリカのインフレ率を掛けなければならないが、大まかに言えば一組1500円以上の感じだ。機関車には付けるが、貨車にはところどころにしか付けられなかった。

Modified Dummy Coupler TopviewSideview そこで一部の人は、貨車用の半自動連結器を思いついた。MRの記事に出たような気もするが定かではない。ナックルの反対側を削り落として、側面に溝をつけ、スプリングになる線を貼り付けたものである。相手も同じ形をしていないと連結できないが、上から入れればダミーでもつながる。

 この改造連結器欲しさに、この中古貨車を購入した。木製で外被はブリキである。塗装が気に入らないが、安価だったので良しとした。

 現在では、ほとんど全ての車両がケイディを装備している。プラスティックの貨車キットを購入しても、当然のようにケイディを使うようになっている。ケイディの成功の原因はその価格にある。1973年の価格と現在の価格は大差ない。

 ケイディの特許はほとんど切れてしまい、ほとんど同じ形のものが何種類か出てきた。しかし、ケイディの品質は良い。他社の物はピンの周りにひびが入って(クリープ割れ)いずれ駄目になる。ケイディ製品はそのようなことはない。ケイディはそれを大いに宣伝している。それしか宣伝することがなくなってしまったからだ。

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