2007年08月30日

All-Nationの台車

D-hole and Journal BearingAll-Nation Truck Journal 台車の組み立てで、特筆すべきことがある。オイルレス・メタルが入っているのだが、その方向が指定されている。

 普通、この手の球状のオイルレス・メタルはどの方向に嵌めてもよい。どこにもフラットな面などないからだ。ところが、この軸受けメタルには一箇所平らな面がある。

 台車枠の軸穴にも、それと嵌合するほんの小さな平面がある。するとその穴に軸受けメタルがぴたりと入る。台車をひねると、その平面が軸受けメタルの回転を阻止しつつ、球状のメタルを上下にひねることが出来る。

 フラットな面が無いと、球の表面全体が滑ることになる。滑らないように外の嵌合をきつくすると、台車のひねりに対する摩擦が大きくなる。遊びがあると軸が廻らず、外が廻ってしまうことにもなりかねない。それは避けたい。

 球の回転を阻止すれば、台車のひねりに対する抵抗を小さくでき、他に問題が起こらない、ということだろうと推測する。

 組上げると、軸は滑らかに回転し、台車は実に滑らかにひねられる。

 バネなしのEqualizingであるが、なかなか調子が良い。床板が薄いベークライト板であるので、それが減衰力あるスプリングとして機能しているようだ。重い車体がレイルの凹凸に良くなじむ。バネつきの車両と比較しても遜色のない走りである。

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