2007年08月27日

続 EMD F3

transmission この模型はブラス製ではない。筆者のコレクションで非ブラス製の機関車は珍しい。
これはAll-Nation HobbyというChicagoの模型屋が1952年から発売している長寿命の模型である。 50年以上も前にこのような細密なキットを出したという事は驚異的である。ダイキャストの型は精緻を極め、現代のCNCの工作機械で削り出したものと比べても遜色はない。

 当時はその動力伝達機構も含め、驚異的な模型であった。誰もが欲しがる高級な模型であったのだ。伝達機構の広告を見て伊藤剛氏が、「日本の模型がこのレベルに到達するまで一体何年掛かるだろう」とおっしゃった。

塗装すると素晴らしくなる。 ウォーム伝導ではあるが、そのドライヴ軸にモータ軸から平行に下ろすのに、発売当初はヘリカル・ギヤを使って音を小さくしていた。ギヤの材質も上下で異なり、耐久性と音の問題を解決していた。この図は伊藤剛氏による"Yard"誌挿絵。


 二つのウォームを結ぶ軸は、スプラインにして、トルクは伝えるが多少の前後動を逃がす設計になっていた。台車のひねりに因る軸距離の変動を吸収するので、音がしなくなる。異なる軸距離の台車にも対応する。

 1972年当時でもそのキットは定価250ドルもしていた。1ドル308円として7万7千円、日本からはとても買えない高価なキットであった。

 現在の価格はその1.5倍程度である。しかしB-unitはもう購入できなくなった。ダイキャストの型が壊れたのだそうだ。右側面がつぶれたという話だ。「左右を同時に見ることはないから、左側面を両方に付けたものでもよいだろう。」と言う。変な話だが、一理ある。

 長い年月が掛かったが、友人の助けで、A-B-B-A編成を安値で集めることが出来た

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