2007年08月19日

続 「ディーゼル」誌について

GE U-50 「ディーゼル」誌の切抜きを見ていこう。これまたUPの巨大機関車群である。3社の代表機種が出揃ったわけだ。

 GEU-50Dはそこそこの寿命を保ったが、Alco855Centuryはどういうわけか短命であった。

 この「ディーゼル」誌は、この種のニュースをずいぶん早く入手している。面白いことに、この雑誌が出て3月ほどすると、「模型とラジオ」誌に同じ写真が出ることが多かった。EMDDD35はそれで余計に印象を強く受けた。

Alco Century 当時、筆者は国鉄の技術者になりたかった。非電化区間の沿線に住んでいたため、蒸気機関車とガラガラゴロゴロというディーゼル車しか走らなかった。どの列車も遅く、たまに映画で見る外国の列車の素晴らしい速さと力強さにあこがれていた。

「ディーゼル」誌でDE50の建造計画を知った。かなりの期待があった。しばらくすると、その試験機がやってきて、その運転を見るチャンスがあった。今までに見たどの機関車より滑らかで力強かった。音も自動車のエンジンのように滑らかで、ガラガラという音ではなかった。あの機関車はどこに行ってしまったのであろう。一度しか見たことがない。単エンジンの強力機であった。写真を撮ったのだが、そのネガが見つからない。

 それは液体継手方式であったが、電気式にすればこんなややこしい台車でなくても出来るのではないかと思った。当時から、電気式ディーゼル機関車に、強い憧れを持っていたようだ。


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