2007年08月12日
回転フログ
回転フログの特徴は、欠線部が無いということ以外に、ガードレイルが不要になることである。ガードレイルが無いと、チェック・ゲージも意味が無くなる。すなわちポイントを作るに当たって、車輪の規格に合わせて面倒な数値の確認が要らなくなる。

現在建造中の新動力車は、より低抵抗の車輪を採用しているが、フランジ厚みが異なるのでバックゲージが異なる。また、他からの持ち込み車輌も入線する可能性があるので、ポイントの規格を決めるのは、大変難しい状況にあった。
回転フログはそのレイルの両面を使い、左右どちらを通っても全くフランジの裏側に接触させずに通過できる。
回転する台座を配管用の熔接フランジで作った。その厚さを逃げるために、この部分のレイルは低い15kgレイルで作った。