2007年07月29日

ゴム型による絞り

round die + rubber mallet プレス工房を見学したことがある。金型だけでやっているのかと思いきや、そうでもないことが分かった。オス型は鋼で作るが、メス型は作らない場合もあるという。

 メス型は、復元力の強いウレタン・ゴムの厚い板そのものであり、焼きなました板をその上に置き、ゆっくりとオス型を押し付ける。すると見事にメス型が変形しオス型に合う形になる。押し付けたオス型を持ち上げればその通りに成形されている。材料がある程度薄く、軟らかいものであれば、この方法は実にうまく機能する。

 それを上下逆にしてみたらどうなるであろうかと考えた。鋼製のオス型を上向きに置き、材料をセットして、ゴム型で押す代わりにゴムハンマで叩く。

 鋼のシャフトに材料をテープで動かないように留め、1ポンド(450g)のゴムハンマで叩いてみた。実に見事にシャフトの丸みが材料に転写された。焼きなまさなくても、完璧に出来る。

 種々の実験で分かったことは材料が0.5mmくらいまでは非常に容易に成形出来る。エッチングや押し出しリヴェット表現があっても、それがゴムハンマでつぶれることはない。もし、強く丸みが付いてしまったときは、より大きな半径の型を使って更に叩くと簡単に戻る。

 屋根のように長いものも、順に端から叩いていけば歪むことなく全面的に曲げることが可能である。平らな板でも全体を屋根の形にすることは容易に出来る。

 丸棒は焼きが入っている必要はなく、極く普通の鉄筋程度の硬さで十分である。 


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