2007年05月05日

続々々 Central Locomotive Works

CLW EMD Bulldog Nose Casting Mold CLWの機関車のノーズは、ブラスではなく、ブロンズのロストワックスである。写真はそのモールド型である。

 内型はいくつかに分割できるようになっている。外は2つに分かれるだけである。Louはこの型をより精密に作り直したかった。日本で作れないかと打診があったが、価格が向こうの想定の十倍以上であったので、お流れになった。

CNC Machined Frame and Fuel Tank LouはCLWの弱い下廻りが嫌いであった。CNCでブラスのバーから削りだして堅くて重いフレームを作った。明らかに過剰品質であったが、なかなか人気があった。しかしコストが掛かりすぎて利益が出ず、倒産してしまった。

 CLWは、ボディ・シェルの剛性を高め、フレームは位置関係を保つだけという方針をとっていた。下回りは薄い板のハシゴ状フレームで、あまり見掛けがよくなかったのだ。

 Louはさらに燃料タンクもCNCで削り出していた。重く、素晴らしいウェイトではあった。



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