2007年04月28日

IMP の製品

IMP Vanderbuilt Tender IMPは'50年代に日本の安い労働力に眼を付けたアメリカの輸入業者である。もともとはブリキ製の玩具の輸入をしていたらしい。のちのPFMの取引先の三成氏が輸出業者である。

 家内工業であった玩具製作業者にブラスの板を買い与え、かんたんなプレスと挽き物で出来た製品をアメリカに輸出した。当時のアメリカで鉄道模型を作っていたのは、工業製品を作る能力のある会社であった。経営者の余力で模型製作をしていたのだ。したがって、その製品は、工業製品と呼んでも恥ずかしくないものが多かった。

 その典型がLobaughである。Thomasもその一つであろうことは製品を見れば分かる。したがって、比較的高価で、機関車は仕方ないとしても、テンダ(炭水車)は少しでも安くてそこそこの出来のものを求める傾向があった。自作する人も多かったそうである。

 そんなとき、日本製の安価なテンダがもたらされたのでそれはよく売れたらしい。この写真はIMPSP用テンダーである。

 IMPは、全てこのようなポンチ絵風の箱絵で売られていた。貨車もかなりの種類が輸入されたようである。筆者の鉄道にもかなりのIMP製品がある。

 筆者はブラス模型の蒐集に拘っている訳ではないが、長年の間に集まってきたものである。当今の模型の細密さのレベルからは程遠いが、編成として組み込まれてしまえば何の不自然さもないものである。ただ、板が薄すぎる。しかも焼きなまされた板が主だから始末に負えない。軟らかくて持つと歪む物がある。

 

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