2007年03月27日

続 Green River

UP Green River グリーン・リヴァーの周辺はホッパーカーが大量に走っている。積荷はソーダ灰である。

 高校の化学の授業で「ソルベー法」なるものを覚えさせられた記憶がある方も多いだろう。その目的はガラスの製造である。現在のガラスはソーダガラスが主体でそれにいろいろなものを融かして作っている。
 
 その元になるソーダ灰(soda ash)は、ベルギー人Solveyが発明した方法により、食塩水にアンモニア、二酸化炭素を順次溶かして作る。決して安価ではない方法であるが、他に方法が無いので、100年以上も続いてきた。

 ところが、グリ−ンリヴァー周辺で、それが大量に堆積しているところが見つかったのである。人類があと1万年も使い続けることができるほど…。それ以降、世界中のソルベー法による生産量はかなり減ったはずである。大陸横断鉄道の沿線で見つかったので、東部にもカリフォルニアにも送りやすく、海を越えて日本にも大量に輸出されている。

 この鉱石はトロナ鉱と言い、厳密には炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムおよび水の化合物であるが、加熱すると簡単にソーダ灰(炭酸ナトリウム)になる。

 1980年当時、これを積んだ列車は世界で一番重い列車と言われていた。200両の貨物列車である。長さは2マイル以上、2万5千トンあったらしい。それをDDA40Xの3両プラス途中にさらに2両の合計33000馬力で牽いていた。週2便のその列車をTomは運転していた。

DDA40X's operated by Tom Harvey 最近はそんな長い列車はもう無い。せいぜい125両である。


 この写真をご覧になると、駅と周りの地形がよくおわかリ戴ける。

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コメント一覧

1. Posted by ワークスK   2007年03月29日 21:26
今日届いたRailmodel Journal誌2007年1月号に、何とグリーン・リバーのラウンドハウスの写真がありました。UPの96フィート・ターンテーブルを中心とした、機関区をHOで模型化する第1回目です。このブログを読んでいるお陰で、記事の内容が理解し易いのは驚きです。
この雑誌、発行が遅れ気味、かつサイトも更新が昨年の1月号で止まったままという先行きを心配したくなる案配ですけれど……。
http://www.railmodeljournal.com/
2. Posted by dda40x   2007年04月05日 07:07
実物の機関区を模型化するというのは、最近の一つの方向ですね。

 Green Riverは、UPの本線沿いにしてはかなりこじんまりとしているので、模型化するには適しているでしょう。

 ターンテーブルは96ftですか。9000しか載りませんね。その時代を狙っているのでしょう。それも面白いですね。

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