2007年03月19日

Laramie

Big Boy at Laramie Station  ララミーという地名を聞くと、ララミー牧場という言葉を連想する人は50歳以上であろう。西部劇の題名にもなり、いかにも牧草地のような感じがするが、実際のところは草砂漠(ステップ)気候である。

 「OK牧場の決闘」という映画があったが、原語では"Gunfight at OK Corral"であり牧場でも何でもない単なる「囲い地」のことである。牛馬が逃げないように木で柵を作ってある場所を指す。このあたりの勘違いが、頭の中の深いところに埋め込まれているような気がする。

 ララミーは重要な補給地である。人間にも機関車にとっても。町並みは19世紀のままで、かなり古臭いがよい雰囲気を醸し出している。上の写真の建物は現在でも残っている。これは歩行者用の陸橋から撮られたものである。下の写真と照らし合わせて見られると良い。 

 駅は木造で、歴史を物語る重厚な雰囲気である。既に旅客列車はこの線区を通らないので、普段は閉じられている。たまたま地元の人が会議を開くために開いたところに行ったので、特別に内部を見せてもらうことができた。Laramie

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