2007年03月17日

可動フログ

spring frog1 可動フログはUPのスタンダードとして、図面集に載っている。話はTom Harveyに聞いていたので、そこらじゅうにあるものだと思っていたが、見つからなかった。

 今回見つかったのは単線の一方通行区間であり、これ以上単純な運行方式が無い場所なので残ったのではないだろうか。Googleで検索してみると、この可動フログが元で脱線した事故が報告されており、それがきっかけとなっていっせいに取り除かれたのではないかと推測する。可動部の錆付きで、動作が不完全であれば乗り上げ事故は起こりうる。

 この勾配緩和新線にはいくつか待避線があるので、それら全てにこの可動フログが残っている可能性は高いと見ている。いずれ調査に行きたい。

spring frog2 構造は簡単でウィングレイルの片方が大きな円弧を書いて動く。間違って飛び跳ねないよう、しっかりと固定された角パイプの中を動くようになっている。スプリングは一本で、ダンパーがその動きを制限している。

 筆者がこのフログにこだわるのは、本線側の摩耗が少ないからである。実は筆者所有のレイアウトで一番の問題はそこである。保有車両全てが金属車輪付きで、重い車両ばかりである。毎日1時間くらい運転していると、フログが目に見えて消耗する。順次取り替えてはいるが、疲れてきた。この際焼入れした材料に取り替えるか、可動フログにしたいと思っていた。本線側が密着していれば、磨り減ることは無い。側線側に開くときは、スプリングを押し開く方法でも良いが、先端軌条と連動して動かすのも難しくは無い。

 この写真を見て計画を進めている。

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by ワークスK   2007年03月18日 21:11
フログではないのですが、普通のスプリング・ポイントの話です。
昔、小さな鉄道の主任鉄道技術者“!”をしていたときに、ある区間のCTC化を計画して、単線交換駅にあったスプリング・ポイントが問題になりました。メーカーは、そのままで出来ないことはないという返事でしたが、間違えやすかったり、将来にわたっての保守のことを考えて、結局、普通の電動ポイントに置き換えてしまいました。私としては残念な気持ちが残りましたけれど、現場担当者の総意でした。
ここで印象的だったのは、私が「スプリング・ポイント」というと、保線担当が必ず「違います。油圧ポイント」と言い換えたことです。よほどの思い入れがあったのでしょうね。
2. Posted by dda40x   2007年03月20日 16:26
「油圧ポイント」と言い直されたところが興味深いですね。現場の人は、油圧ダンパーの保守に心血を注いでいらしたのでしょうね。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
Recent TrackBacks
Categories
  • ライブドアブログ