2007年03月14日

シャーマン・ヒル

Sherman Hill 東斜面地図 シャイアンに行ったのは、シャーマン・ヒルを走ってみたかったからだ。

 この区間は何度も走ってはいるが、UPの路線に沿って走ったことは無い。Tom Harveyの運転する車では行ったことはあるが、自分で運転していないので、記憶がはっきりしていない。この時期に行くと雪が心配だったが、インターネットの情報では強風晴天としかなかったので行ってみた。高地なので雪が多く残っていて吹き溜まりをつくっていたが、ある程度は除雪されていてかなりの奥地まで進入できた。

 シャーマン・ヒルは1860年代の建設当初から、何度も線路の敷き替えがなされており、1950年代になってから、さらに新線が敷かれた。今回の目的はその新線の確認であった。

Harriman Harrimanという駅を見たかった。その写真は何度となく見ているのだが、どんなところかを知りたかった。この駅は南に下がったところに作られ、コロラド州境に近いところにある。一度コロラドに入ってから行くと行き易い。

 そこで20年来探していたものを見つけた。それは可動フログのポイントだ。

 可動フログは新幹線にも使われていて、特に珍しいものでもない。しかしこれから紹介するのはやや異なる種類に属するものである。

 一方通行の路線で側線から本線に出る回数は少ないとする。するとほとんどが本線を通過する。本線通過のフログに隙間があるとフログは傷む。保守を軽減するにはフログの隙間を無くすしかない。普段はフログが閉じて本線側の通過に備え、側線から出るときは、フログを押し分けて出る。押し分けられたフログはすぐ戻ろうとするのだが、オイルダンパーがあってゆっくり戻る。

 すなわち、重い機関車がこじ開ければ、貨車はほとんど抵抗なく通過できる。

 昔はかなりの箇所にこのスプリングフログがあったはずなのだが、全く現物を見たことがなかった。しばらく前のMainline Modelerという雑誌に、どこかの引込み線の現物の写真があったが、それはずいぶん古いものであった。実際に稼動しているものがあるとは思わなかったので、妙に興奮した。

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by suzushiro   2007年03月14日 18:40
いつも楽しく読まさせていただいています。

高速運転用以外の可動フログ、アメリカではかなり使われているのでしょうか。

スプリングフログかどうかは分かりませんが、私が見たのはLong Island RailroadのJamica駅でした。

新幹線は保守を容易にするため側線の出入りは、可動フログから固定フログに変えていると聞きましたが、可動フログの耐久性はどうなんでしょか。

http://members.ld.infoseek.co.jp/k_ushikoshi/america/airtrain.htm#Air%20Train
2. Posted by dda40x   2007年03月15日 07:17
 可動フログは、軸重の大きいUP本線上での保守の軽減を狙ったもので、それ以外の場所ではあまり聞きません。
 今、昔Tom Harveyに貰った図面を探しています。後にUPの保存協会が出版しています。

 新幹線では、確かに低速で使用する場所は全て固定フログですね。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
Recent TrackBacks
Categories
  • ライブドアブログ