2007年03月12日

続 運転免許

Vanishing Point ともかくも試験は合格で、その場で写真を撮り、指紋をとられて免許が交付された。確か10ドル払ったような気がする。「事故死したとき、臓器の摘出に同意するか?」ということも聞かれた。

 ワイオミングの友人の所に遊びに行って、「ほら、免許を取ったんだよ。」と見せると、彼は不思議そうな顔をして「ワイオミングには運転免許制度が無い。」と言う。12歳以上なら誰でも車を運転できると言う。そうでないと、子供が学校に行けないという。中学生になると、弟妹を乗せて学校に行くのだそうだ。

 その後ワイオミングにも運転免許制度ができた。かなりの反対運動があったそうだ。子供の通学権を奪うものだとデモがあった。当時ワイオミングには高速道路がなかった。国道があって時速55マイルでは走れたが、遠くまで行くにはかなりの腕と勇気が必要であった。1980年頃にI-80(全米を網羅する主幹高速道路網の一つ)が全通した。ワイオミングの住人が他州に出掛けて、事故を起こしたりするようになった。そのため、国家の法律との整合性が問題になり、運転免許制度ができたのだそうだ。

 ワイオミング州の田舎を走ると(どこも田舎ではあるが)、時々赤い三角帽子を付けた車に行き会う。"STUDENT DRIVER"と書いてある。これは通学用に学校が認めた車で、通学路線を日の出から日没までしか運転できないらしい。

 ワイオミングは本当に田舎である。時間と言うものが無いような気がする。朝と昼と夜は確実に存在するが、何時何分という感覚がなくなってしまう。
 たまには、そんな経験も良いものだ。

 

 当時、ネバダ州には速度制限がなかった。"at Appropriate speed”(適当な速度で)としか書いてなかった。だからスピード狂はネバダの砂漠の中で合法的にぶっ飛ばしていた。


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