2007年01月23日

Radio

DDA40X + SD40-2 + DDA40X 調子が悪くなったら無線で列車指令を呼び出せばよい。すぐに、Road Foremanと修理部門の人間がやって来て、どこが悪いかを探し出してくれる。蒸気機関車の時代には、救援を呼べばそれは大変な不名誉であった。

 実際のところ、救援を呼ぶ方法は無いし、呼んでも来ない。機関車を受け取ったとき、その機関車に何が起こるかを予見しなければならなかった。故障は突然起きるものではないからだ。調子を見て、そのときに判断しなければならなかった。すなわち、本線上での故障は、その機関士の能力不足を反映しているとみなされた。

 蒸気機関車の時代の機関士は常に決断を迫られた。優等列車を通すためにどこで退避するかということは大変重要なポイントだ。どの待避線がどれくらいの長さがあり、この列車がそれに収まるかどうか。それは全て、機関士の頭に入っているはずだ。
 
 もし、列車が待避線からはみだせば、優等列車を止めてしまう事になる。その結果どうなるかはすぐ分かる。誰にも相談できない。全て自分で答を出さねばならない。

 現在では全ての側線は、どんな列車も収容できる長さになっている。もし列車がはみ出せば、それは機関士の責任ではなく、列車指令の責任である。

 コンピュータを使って、列車指令は待避線のポイントを遠隔操作する。機関士は信号にしたがって進み、無線で連絡するだけでよい。機関士は単純労働者になってしまった。


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コメント一覧

1. Posted by ワークスK   2007年01月24日 00:41
貼付された写真を拝見して直ぐに「ファースト・フォーティーズ」を連想しました。Union Pacific Modelerという本(雑誌?)のVol.2(1996年刊)に「UP Fast Forties」という記事があって、正にそのイメージです。1970年代にセンテニアル、SD40-2、GP40Xが牽引したハイ・プライオリティの貨物列車と説明されていて、「フォーティ」とはこれらの機関車型式の「40」に因むと私は勝手に想像していますが……
2. Posted by dda40x   2007年01月24日 07:33
ワークスKさん、お久しぶりです。

その通りです。SD40-2の一部はギヤ比を換えて高速貨物用になりました。番号は3000番台と8000番台です。

実はこれを作りたくて始めたのにもう30年も工作台の横の棚に作りかけで放置してあります。あと20時間もあればできそうですなのですが、資料を見るたびに異なるディーテイルなので手が止まってしまいます。snootという長い鼻"hood" はつけてあります。

考えてみれば、同じ機番でも時期によって多少の違いは当たり前なのですが…。

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