2007年01月07日

続 Tomの父母 

Richard Harvey on Mighty 800 西部では若い女性が不足していた。国策もあったのだろうか、鉄道会社は大量の教育を受けた女性を採用した。しかもかなりの高給で。この結果、西部に女性が送り込まれたことになる。他の鉄道とのサービス競争の結果でもあった。



 Ormaはオクラホマの小さな町で小学校の教師をしていたが、西部に行きたくなった。Green River駅の食堂のウェイトレスは単なるウェイトレスではない。大陸横断列車の大切な客の世話をする役目を持つ。教養が必要とされたのだ。今で言う国際線スチュワーデスのようなものだ。外国語の能力も要求されたのにはそういう意味もあった。
 そこでDick(Richardの短縮形)との出会いがあった。乗務員は汚い服を着ていたので、旅客の入る食堂には入れなかったが、ウェイトレスは共通であった。

 時は第一次世界大戦中で、Dickは応召しフランスでドイツ兵と戦った。その間に手紙をやりとりし、愛を育んでいた。この時代はアメリカの歴史でもっとも輝いていた時代だ。戦争は勝ちいくさで、兵隊はただ行っただけで凱旋し、故郷の愛する娘に手柄話をするわけだ。

 というわけで、DickはOrmaを口説き落とし、オクラホマの教会で結婚した。この頃の写真を見ると母は細く、魅力的な人であった。父は165僂半柄だったが、母は背が高かった。父は教育を受けていない自分に、教養のある妻を迎えたことをとても誇りに思っていた。母はピアノが弾けた。子供たちを育てるのに忙しく、学校で教えるということは、もうなかった。

 1920年、Harvey一家に大きな転機がやってきた。経験を積み、昇進試験を受ける資格がDickに与えられたのだ。
 

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