2006年10月26日

RPとは

 NMRA Standard いろいろな場面で聞かれることがある。
「この機関車は何台くらい牽けますか?」……何と答えたらよいだろう。

 正直に、「私のところの標準的な40ftの貨車なら、平坦な直線では150台以上引き出せます。」などと答えたら、かなりの顰蹙(ひんしゅく)をかうだろう。全て、牽かれる物の責任であるのだが…。

 私の保有する貨車は全て摩擦の少ないステンレスのピボット車輪に換装してある。フランジはRP25ではない。直線なら問題ないが、急曲線がある模型のレイアウト上では、RP25では抵抗が大きくたくさん牽けない。

 先日の関西合運で、「そのフランジについて書け」とリクエストを戴いた。しばらくこの話題で続けたい。

 私はレイアウトを建設するに当たり、80輌以上の貨車、14両編成の旅客列車を牽かせることを目標とした。この話をするとアメリカ人にさえも、"Crazy","Ridiculous"(狂ってる、ばかばかしい)と言われた。

 「牽ける訳ない」と言われて、「実物が牽けるのだから可能さ」と答えると、ますます「あいつはおかしい」ということになる。
 
 しかし被牽引車の摩擦を減らせばいくらでも牽けるはずである。そんな時、吉岡精一氏から貴重な助言を戴いた。「RPは推奨項目(recommended practice)であって、それに従えとは書いてない。」 
 線路規格は、ある程度尊重せざるをえないが、その線路を間違いなく走れば自分の好きな形でできるわけである。

 RP25のフランジは曲線のみで構成されている。脱線抗力となるフランジ角を構成する直線部がない。フランジと踏面との境の丸み(Fillet)の大きさも十分とは言えない。軌間と車輪の遊びが大きく、その分タイヤが厚く、見かけもよくない。

 フィレット(その昔、TMSには「フィリット」と発音が示してあった)はレイルヘッドの角の半径によって、その効果が変化する。

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