2006年10月05日

続 Winterization Hatch

000a558f.jpg 昨日のWinterization Hatchの図はかなり反響があった。栗生様以外からも連絡を戴いた。私は動力車の構造に異常に興味を示す体質で、いろいろな機種のマニュアル(本物)を手に入れている。
 もう50年以上も経過したマニュアルは、劣化が進みコピーし直して保管しているものもある。いずれCDにしておきたいとも思っている。(最近はウェブ上にもコピィがUPされている。実は昨日の図はウェブからの引用。)

 そのなかにGP7の冷却装置の図がある。これを見るとはっきりするのは、ラジエータは直列で(当然といえば当然だ)ファンの作動数を加減することで冷却量を調節できる。右がキャブ側である。

 冬モードにすると、左のVentГ亙弔犬蕕譴襦3圧いラジエータで加熱され、上に吸い出される。その一部を吸い込むと、それは空気圧縮機あたりを保温し、また冷却する。エンジンの回りは十分に暖かく、温められつつ右に流れる。その空気はキャブに近いラジエータの下のVentイ鮠し開けておくことにより吸い出される。イ鉢Δ隆屬砲漏嵎匹あるというのも大事なポイントである。
 ラジエータ・グリルは別名レジスタとも言う。まさに吸気抵抗を増して、エンジン・ルームからの吸出し量を増やしているのだ。ここで強調しておかねばならないのは、エンジンルームは負圧であり、冬季モードに切り替えられたハッチから吸い込まれているということだ。決して押し込まれているのではない。ハッチ内部の垂れ壁は、経験上決められた長さなのであろう。水平方向に固定された蓋も程よい長さで温風を吸い込むようになっていると思われる。
 夏モードなら、全てのラジエータの下が空いている状態なのでエンジン・ルーム側面のルーバ(ガラリ)から吸い込まれて、上に抜ける。冬季はルーバは閉鎖される。

 このマニュアルからはそのように読める。しかし一部の機関車E-8,E-9あたりでは冬季は冷却ファンを上下逆に取り付け、ラジエータを通った空気を本当に押し込んでいたとUPの整備員から聞いた事がある。

ALCOの機関車にもWinterization Hatchはあるようだ。Walthersのカタログの
Details Westの図の中にあったような気がする。また小型のフッドディーゼルの冷却ファンの上にかなり大き目の箱が載っているのは多分それだろう。

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