2006年09月24日

続QCTP 内径削り

13047d7d.jpg 鉄砲鍛冶という仕事は内径削りの作業が多い。あまり詳しく書くと、読者の中で逮捕者が出る可能性があって書けない。ほんのさわりの部分だけにしておく。

 Billの中グリ作業を見学していると、ただひたすら、「刃物を高くせよ」という。刃物は切削によりたわむから、ちょうど中心を通る水平線上に刃物があると食い込んでしまう。その結果えぐった内径が大きくなってしまうから始末が悪い。

 高く保つと、たわんでも刃が工作物から逃げる方向に行くので安心である。角バイトよりも、このような丸いバイトの方が、刃先の角度を調節できるので便利である。この写真では見えないが簡単に目盛りをつけて角度を覚え易くしてある。 

 QCTPは中グリ時には大いに威力を発揮する。刃物をZ軸方向のみならずY軸方向にもネジで動かせるので、高さの調整をしやすい。これがシムによる調整だけではとても難しい。BillはQCTPではなく、特製の中グリ用刃物台で高さを決めていた。

 昨日の写真で心押台に付いている銀色の丸いものは何かという質問を戴いた。それは傘センタ(Bull Nose Live Centerという)である。大きな丸い穴が空いている物に押し込むことによって安定保持ができる。作っても良かったが、安いものなので完成品を買った。パイプを切ったりするときは不可欠である。

 その写真では複合刃物台のDROの取付け法も分かる。多少傾けてあるので見やすい。

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