2006年08月29日

アウト・ハウスとは

248b8663.jpg 先日のクイズお分かりになりましたかな。

 正解はこれ、"out house"だ。要するにポットン便所である。60年代に絶大な人気を博した商品で、古いレイアウトを訪問すると必ず見かける定番商品であった。

 実はアウトハウスの意味がわからなかった時期があり、現物を見るまでかなり悩んだ。
 どういうわけか、三日月の窓が付く。便座はちゃんと取り外し式で掛ける所もある。いっぱいになったらどうするのだろうと悩んでしまうが、小屋を倒して中身を始末するようだ。単なる穴のときは平行移動するようである。

 このまま組むとかなり立派になるので、焼きなまして裏からたたいて、よれよれにするのがコツらしい。いかによれよれにするかで、競争していた人たちもいた。

 裏庭に実物を建てて、レイアウトに「実物大はこちら」という立て札を立てるのもはやった。奥さん方はさぞかし怒るだろうなーと思った。最近とんと見なくなったのは残念である。

 実はこれをお見せしたのには訳がある。これをハンダ付けで組むのが不得意な人が多かったのだ。たしかにコテ先が入りにくいところもある。Billはアルミでジグをつくりフラックスを塗って板をアルミ線で縛り付けた。バーナで炙り、所々に糸ハンダを接触させた。あっという間に出来上がりだ。そのまま冷えるのを待ち、次のを縛る。

 この技法は最近の客車の製法に使われている由。ジグに妻板と側板、屋根をはめ込みフラックスで練った粉ハンダを塗りつけてトンネル炉を通すだけらしい。最近の客車の内側でハンダが全くはみ出ていないものは、その方法で作っているとある事情通が言っていた。

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