2006年08月28日

ブラスとブロンズ

09bd4313.jpg 黄銅は銅と亜鉛、青銅は銅と錫と中学校で習ったように思う。その時、青銅は青いと勘違いしたことを思い出す。
 事実、どこかの出版社の歴史図鑑には、「青銅器時代の人々」という図版に緑青色の鎧兜や槍を身につけた戦士の絵があって、噴き出してしまったことがある。自分たちの生命財産を守る武器が錆びている訳はなかろう。
 3年ほど前に公開された「トロイ」という映画では、正しい青銅色の武器をみなが持っていたので納得した。
 オリンピックの「銅」メダルは、青銅である。英語での字幕にはちゃんと
"bronze medal"と出るではないか。
 十円玉は銅が90%入っている青銅である。十分に硬く、ちょっとしたネジ廻しにもなる。これは鍛造(コイニング)用の青銅で、鋳造用の青銅はやや錫が多い。

 アメリカの鋳物は青銅製が多い。ある程度の大物では湯流れが重要で、色のことなどかまっていられないからだろう。ここにお見せするのはフロリダのBob Smith氏のキットでキャブがワンピースで出来ている。これもロストワックスであるが、かなり手の込んだ金型で抜いた蝋型を使用している。内部にパズルのように分割された内型の分かれた跡が見える。外部は実に滑らかである。これをエッチングで出来たボディにハンダ付けする。

 位置決めしたあと、クランプで締めてガスバーナで炙れば、あっという間にハンダ付けは完了する。鋳物の方を加熱するよう説明書には念が押してある。ハンダは高温用のものを使用するとあとの細工が楽である。
 ボディは快削材なので穴を開けてヤスリで窓を広げるのは容易だ。

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