2013年06月21日

2013年06月21日

最近の記事

 この二週間ほど、伊藤 剛氏に関する記事を書いて来た。剛氏は全国区での有名人ではあるが、実際に会ったり話を聞いた人は、もはや少ないであろうと推察する。かねてより、「私の書いたもの、しゃべったこと、全て公開して下さい。」ということを言われていたので、なるべく忠実にお伝えしている。

 この二週間のアクセス数が異常に増えている。この記事を偶然読まれた方が、他の方にお伝えになったのではないかと思う。どういうわけか、6月7日のアクセス数は、普段の2倍以上に達し、過去最高値を示した。こんなことは初めてである。

 少なくとも、現代においても伊藤剛氏の評価は大きいということである。その功績は、日本の鉄道模型界において輝きを失ってはいない。
 模型工作のあるべき姿を具現している。手工具だけでもかなりの精度が出る手法を公開し、年少者の目から見た工作法を伝授し続けている。
「昔は部品の通販があったのですよ。子供の科学の代理部とか朝日屋とかありましてね、ありがたかったですよ。そういう店がもうないのです。子供でも車輪と歯車を手に入れれば、あとは何とかなるのです。」
 その時代はモータは自作が前提であった。現在は主要部品すら入手が難しい。

 筆者は剛氏から、「車輪とか歯車を売る店をやりなさい。」と、20年前から勧められている。筆者の車輪とか歯車は仲間内では供給しているが、一般にはあまり知られていない。
素晴らしいメカニズムによって、たとえ貴方が世界的に有名な模型人になったとしても、その記事に書いてあるものがどこにも売っていないものならば、それは価値がないのです。直接でも間接でも良いから、売ることを考えないと、あなたのアイデアは無用の長物として忘れ去られてしまいますよ。」
 歯車に関しては、祖父江氏の工房で約1000輌の機関車が加工されて世界中に出て行った。そういう意味では、剛氏の教えは守られている。しかし、祖父江氏の死後は誰かがやらなければならない。アメリカでもその話をよく聞かされた。
 そろそろその時期が来たような気もするが、まだ仕事が忙しく、思うようには行かない。


 先回JAMの話を出したが、JAMでは鉄道模型功労者を毎年表彰しているはずだ。伊藤剛氏は十分にその資格があるように思う。JAMがどのような組織なのか、筆者には分からないが、関係者の方がいらしたら、是非この話を運営会議で発言して戴きたいと、切に思う。

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