2013年01月07日

2013年01月07日

続々々 Boxcarを作る 

812_6768 All door Boxcar という 車種がある。同時にではないが側面の全てのドアが開く。濡らしてはいけない製材乾燥した木材、合板などを積む。この手の貨車にはいろいろな工夫があり、この貨車のようにプラグドア(平行移動してテコで押し込む構造の戸)のもの以外に、シャッタが上下して、しかもその間柱も取り去ることが出来るタイプ、中にドーリィ(小さい車を付けて動くようにした床板状の荷台)を仕込んで、真ん中の二枚だけ全開して、両端は引き出すタイプなどがある。

 この機種は1970年代によく見掛けた、非常に機能的で、構造に興味が湧いた。全てのドアが開くようにすると、天井の強度が必要で、屋根裏にはトラスがあった。また、妻板はかなりごつい鋼材で補強してあり、全体としてはかなり重くなっただろうと思われる。
 80年代末にはほとんど見かけなくなったので、廃車されていったのだろうと推察する。その理由としては構造が複雑で、教育程度の低い労働者に扱わせると壊れやすいのであろう。ドアを締めつけるテコは意外と細く、無理をすると曲がったり折れたりしそうだ。

IMG_0534IMG_0535 この貨車の現物は、Illinois 鉄道博物館にある。錆びてはいるが現物を見られてよかった。
5台同時に作り始めた。全て同じでもおもしろくないので、1台だけ改造した。
端の二枚のドアを開いて荷役しているところを模型化した人もいるので、それを作り始めたのだ。

 この種の貨車は存在していない。その代わりの貨車がCenter Beam Flat Carである。これは、ある程度の水濡れは覚悟で防水シートをかぶせた木材を運んでいる。

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