2011年08月10日

2011年08月10日

伊藤英男氏の蒸気機関車

1424 伊藤氏のC53である。この時は光が少なかったので画像が不鮮明なのをお許し願いたい。
 端正な機関車である。図面通りに作られていて、実際の機関車よりもはるかに奇麗である。連結器は肘が開く。どのパーツを見ても素晴らしい出来で、これ以上の仕上げは望めないと言えるほどよく出来ている。平岡氏の記事はクランクあたりの話に終始しているが、現物はどこを見ても「超」という言葉を付けないと表現できないほど素晴らしい。  
 最初、この機関車を拝見したとき、「もうスクラッチビルドはやめよう」とさえ思ったものだ。一般人が努力によって賄える範囲をはるかに超えている。これは鉄道模型博物館ができたら、収蔵品として最初にノミネートされるべき機関車である。

14281431 このC51の素晴らしさも特筆に値する。給水温め器の後ろにくねくねとパイプがつながっているが、この曲げ方が気になった。
「これはどうやって曲げたのでしょうか?」
「貴方は工作される方ですから気が付いたのですね。今まで気が付いた人はいません。」

 さて、読者の皆さんにお伺いしたい。このパイプは90度曲がっているが、断面が真円である。ふつう、ブラスの線あるいは銅の線を小半径で曲げると、その部分の断面がつぶれて楕円あるいは饅頭型になる。伊藤英男氏は、この部分をどうやって曲げたのであろうか。材料はブラスのムクである。パイプではない。

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