2009年07月04日

2009年07月04日

リヴェット間隔

Rivetting Pitch リヴェットを打つ時、間隔を揃えるのは大きな意味を持つ。達人の工作は素晴らしい実感を生み出す。一言で言えば、それは直線性と間隔の正確さである。

 直線性を持たせるのは、昔から深い卦書き線の中をポンチを滑らせることでなされていた。これについては個人による差異はそれほどないだろう。

 等間隔に打つのはダイの先端を研いで、その角にひっかける方法が採用されている。間隔を変えたいときは、ダイを90度ひねって別の寸法に研いだ部分を使う。
 無段階に変化させるのは事実上無理な話である。実物のリヴェット間隔も決まっているのだから、3段階くらいで十分である。

rivet forming machine1rivet forming machine3rivet forming machine2 












 以前お見せしたこの機械は、無段階である。既存の模型の部分的な補修などには、そのピッチに合わせねばならないから便利である。

 打撃の強さの均等性も大きなファクタである。

 
 

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