2009年01月17日

2009年01月17日

Buying Brass Models by Weight

 先回お見せした写真の車輌群は、完成品を購入したものではない。さりとて、自作でもない。

 今から30年以上前、筆者は細々とOゲージを楽しんでいた。誰も仲間がいなくて、アメリカから持ち帰った2台の機関車と15両程度の貨車を組立線路上で走らせていたのだ。

 クラブの新年会の時、安達製作所の社長がいらして隣にお座りになった。
「Oゲージやってるんだって?珍しいねえ。車輌はどうしているの?」
「木製のとプラスティック製のをつないでいます。ブラスのは2台あります。」
「ブラスの車輌が少ないね。つまんないよね。うちに捨てるのがあるから、良かったら目方で売ってあげるよ。」という信じられないほど凄い会話があった。

 詳しく伺ってみると、
。魯押璽顕濕屬寮渋す場をたたんで放置してあったが、そこを壊すので、クズを始末したい。
¬槓で買ってくれればそれでいい。
トラックで取りに来い。
 というものであった。

 1月ほどのうちに、都合をつけて出かけた。古工場の隅に壊れかかった段ボール箱が30個ほどあった。どれもずしりと重い。全部で700キロ以上はあっただろう。
 本当に、当時のブラス屑の価格で売って下ったのだ。
「要らないのは、屑で売ればよいのだから、全部持ってけ。」

 実家の倉庫に入れ、箱を開いてみた。あるわ、あるわ、部品の山だ。
 丹念に探すと、二台位は即組める状態のものがあった。とりあえずそれを組んで、残りをどうするか考えた。母親には「屑屋を始めたのか?」と嫌味を言われたが、ひたすら分別に取り組んだ。

 やはり90%は本当の屑であった。残りの10%が30年間楽しめる『お宝』であった。

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