2008年12月22日

2008年12月22日

Quality Craft のプラスティック貨車

50' Tanker 1980年代に入り、プラスティック・インジェクションによって貨車の完成品を作り始めた。これがその第2号である。第1号は2-Bay Hopperであった。サイドを別型にして、3種の製品を作ったのは賢明であった。
 リンク先の写真は三線式ハイレイル用であるが、当然スケールの製品もある。

 このタンク車もかなりよく設計されていた。今はもう無くなっているが、デッキの手摺と、床面と同じ高さのが、あらぬ角度にモールドされていた。それらをねじって孔に突っ込むと、細いプラスティックにストレスが掛かって、非常に堅い手すりになった。うまい設計であった。
 この例のように、細いものに力を掛けて組みたてるという発想は、ドイツあたりから始まったようだ。

 これは50ftであるが、40ftも少々の変更で同時に発売した。この調子でいろいろな製品が出てくると、きっと大成功するだろうという予兆を感じさせた車輌である。

50' Tanker Stripped タンク上のデッキ手摺が、事故で壊れて何年も経つ。直すついでに塗装も削り取った。全部の塗料をはがすのは大変だから、楽な方法をとった。文字の入っているところは塗膜が厚いので、そこだけ細かいスティール・ウルで擦って、#1500の耐水ペーパで水研ぎしたのだ。文字の部分は塗装が厚いので その周辺との高さを合わせるためである。このように大きな面に文字がある場合は、簡単である。

 手摺は0.75mmのブラス・ワイヤと1.5mmアングルの組み合わせである。巻き付けてハンダ付けするととてもしっかりする。アングル内側にはブラス・ワイヤをハンダ付けしてそれを本体に開けた孔に差し込む。相手がプラスティックなので、強く挿して摩擦で抜けないようにする。接着剤なしでも十分なくらいである。あまり強く差し込むと時間が経つと割れてくるから、針金の長さ方向にニッパで傷をつけて差し込む。そのとき、本体の孔はやや大きめにして傷をつけたときに出来るふくらみの先端が食い込むようにする。文字で書くと難しいが、やってみれば簡単である。これがクリープ割れを防ぐ方法である。
 この写真では深く差し込みすぎて上端が傾いているが、後で修正した。

 外れているプラスティック部品をヤスって、新しい面を出し、リモネンを塗ってクランプすると完全に接着する。

Weaver 50' tankcar BN 黒く塗って、デカールを貼ると、出来上がりである。

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