2008年06月06日

2008年06月06日

続 ポイントを作る

#8 Switch Module この図は基準モヂュール幅100mm(実際は99mm)に対し、50mmの変位をもたらすための8番ポイントの寸法である。図は分かりやすくするために番手の小さいものを使っているから、
Not to Scale である。

 P点が中心に来ている。このP点こそ、ポイントの語源であるはずだと思う。分岐のSkelton(骨格図)を描くと、とりあいカーヴ無しで描かねばならないから、このP点が現れる。目には見えない点であるが、図面にははっきり出る。これがSwitch Pointであり、それを初めて聞いた日本人は「ぽいんと」と覚えたに違いないと、筆者は考えている。もちろん、トング・レイルの先端も point(s)と言うが、それとは別の言葉である。

 転轍機の図面をたくさん見ていると、鉄道会社、国、地方によって各種のプラクティス(設計手法)があることに気が付いた。大きく分けると二つある。トング・レイルが曲線か直線かの違いと、フログが曲線か直線かの違いである。京浜急行や阪神電鉄はフログが曲線である。これはアメリカのインタ・アーバンのプラクティスであろう。

 この図ではトング・レイルは曲線、フログは直線である。とりあいカーヴは、フログの直線が終わったところから始まる。作図して計算すると半径は2720mmと出た。これは最急曲線よりかなり大きいので、良しということになった。

 フログ角は、2(arctan1 / 2N)で、その角度は7°9′9″(7.152668°)である。
その角度のタンジェントは0.12549、サインは0.124513である。タンジェントが0.125でないところがミソである。ここを勘違いすると作図できなくなる。このあたりのことは昔のTMSなどに正しいことが書いてなかった。  


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