2007年12月

2007年12月31日

続 筆者のレイアウト

 筆者のレイアウトは地下室にある。アメリカで言うfull-basementであり、いわゆる箱基礎の上に住宅が載っている。地下は30坪ほどであり、そのうちの8割程度を模型用として使っている。

 宅地が斜面にあるので、一方は車庫として街路に面していて、他方は地面に埋まっている。この住宅を建てるとき、まず地下室の図面を描いて持っていったので、建築士は驚いていた。上物はそれほど凝らずに、断熱がよく、蓄熱能力の高い工法を執った。Passive Solar Houseである。冬季の光熱費がとても少ない。

 レイアウト室へ下る階段は螺旋階段である。ガラス製の箱状の階段室を下りていくとき、来客は目を輝かす。徐々に全貌が見えてくるところが良いそうである。

 地下室は冷暖房のダクトを収容しているので、天井はすっきりしていない。いずれ水色のスプレィを吹く積りである。

 いよいよ大晦日だが、今年の終夜運転はやや簡素になる。電気接続方式の改修中で、下の本線が開通していない。上部本線だけでの運転になる。

 来年は渡り線の接続を改修して上下を自由に行き来できるようにする。現在は来客用のDC運転を可能にするための接続が手動切り替えで、やや面倒である。ワンタッチでできるようにする予定である。ターンテイブルもGaryの例を参考に製作中であるが、これも早く作ってしまいたい。

 それでは、良い御年を!

2007年12月29日

筆者のレイアウト

 読者の皆さんから、レイアウトの写真または動画を見せてくれというコメントをいくつか戴いている。

 実はある程度の撮影はしたのだが、動画をアップロードするのにいくつかの困難があった。筆者のコンピュータからは動画がアップロードできなかった。いくつかの動画サイトに送ったのだが、たいてい途中でタイムアウトしてしまい、不可能であった。

 先日、ワークスK氏にお会いした際、無理を承知でアップロードのお願いをしたところ、快諾して戴いたので今回それを発表できるようになった。
 不調の原因は、多分ウィルス・ワクチン・ソフトであろう。最近妙にひっかかりが多くて困っている。

 ところでその動画はここにある。どうぞご覧戴きたい。


 このカメラがあるところから、一番奥の壁までは13mある。曲線半径は120インチだから約3mである。高架の本線には勾配は無い。平面本線もある。上下の渡りは2%の勾配と3%の勾配の2本。本線上のポイントは10番乃至12番。ヤードは8番。レイルはコード125、ハンドスパイク約2万本である。
 DCCはNCE、キャブは2台。ターンテーブルは148ft、18線。

 客車は16両編成二本収容。貨車ヤードは90両収容。いずれ増築して120両収容にしたい。すでに貨車はあふれてしまい、一部は引き出しの中に収容している。


2007年12月27日

続 Alf のレイアウト

C&NW Alfは蒸気機関車の時代にこのクロッシングをいつも眺めていたのだそうだ。インタ・アーバンと平行して走るところもある。筆者はその場所がどこか確かめていないが、すばらしい場所である。

 作品はレイアウトの上に半分くらいと、書斎の棚に残りがある。機関車は自作する主義だそうだ。と言っても、C&NWの既製品は本当に少ないから、自作せねばならない。

 Max GrayNYCSPが好きであったため、欲しいものがひとつも手に入らなかったとぼやいていた。Lobaugh だけがバークシャを出していたので、それに徹底的に手を入れて、原型を留めないほど細密化してあった。

 シリコンヴァレィにはAlfのように腕の立つ人が多い。面白いことに彼らはみなコンピュータ関連の仕事をしている。日本のコンピュータ関連の人にどの程度のクラフツマンがいるのだろうか。

Alfの記事はModel Railroaderの1986年7月号に載っている。また、最近発売になったElectrolinerもAlfの模型を元に作られている。

2007年12月25日

Alf のレイアウト

Alf Alfは元IBMの技術者であった。モディーンと発音する。大変器用な人で、優れたスクラッチ・ビルダーでもある。もう20年以上ものお付き合いだ。




Alf Modine 生まれはシカゴでC&NWの沿線で育った。今はサンホゼの近くのクーパチーノという町に住んでいる。2台の車が入る車庫をレイアウトにしてしまった。プロトタイプはChicago and Northwestern & North Shore Lineである。



The 400 C&NWの本線とCSL路面電車が平面交差する。電車はトロリィ集電である。ピチピチと火花を出して通過していくのは楽しい。

 C&NWの優等列車"The 400"は、彼のマスターピースであるclassH-1に牽かれる。この機関車は足掛け4年かかって作られた。その製作には、筆者も関与している。いくつかの部品を供給した。完成したときは、わざわざ抱えて見せに来てくれた。

 このレイアウトにも毎年行っているが、そのたびに進歩しているのが分かる。

 

2007年12月23日

Gary の作業台

Gary の作業台 この作業台には普通の作業台とは違うところがある。工具の置き方が独特である。

 筆者の作業台では、手工具を引き出しに種類別に放り込んである。壁にもぶら下げてあって、時々探すのに苦労する。

 Garyの作業台でよいのは棚が長く、すべての工具が平面に並べてあるところである。一覧できるので探さなくてよい。旋盤その他の道具は別室にある。

 Gary の仕掛かり品  既製品に加工しているところだ。塗装をはがさないのがこの人の流儀らしい。ハンダ付けしなければならないところだけ剥がして、穴を開け、加工している。

 このような方法をとるような場合には、ハンダ鏝ではうまくいかない時が多いだろう。Garyは、resistance solderingを使う。

 これは狭い範囲だけにたくさんのエネルギを集中させる方式で、蒸気機関車のボイラーに小物を追加するときに便利である。ピンセットで触っているところだけが熱くなる。電流値は大きい。二次線が太い特別なトランスを使う。足で踏むスイッチで操作する。

2007年12月21日

続々 Garyのレイアウト

freight yard これはFreight Yardの一部である。実によくできた貨車が並んでいてうっとりする。ウェザリングはやや強めである。

 貨車は雨ざらしで、ワックスなど掛けてもらえないので、塗料が傷む。それを塗料の吹き付けによってウェザリングしようというのは、限界がある。塗料自体をはがしてしまうくらいの荒療治をするべきであろう。このようなストロボを焚いた写真の時はそれがはっきり出てしまう。
 
turntable機関区を別の角度から見ている。どの機関車も徹底的なリビルド工作がしてあり、すばらしいできばえだ。塗装もすばらしい。このターンテイブルをもう少し近くで見てみよう。



turntable bridgeしっとりとした塗装である。でももう少し油がこぼれてべとべとしたところがあってもよい。砂嵐が過ぎた後はこんな感じなのだろうか。




turntable motor ターンテイブルを回すモータである。本当に動きそうだが、ギヤが噛んでいないから、ダミィである。これは既製品のように思う。

2007年12月19日

続 Garyのレイアウト

round house ターンテイブルはコンピュータ制御で、庫内線14線+18線の所定の位置に止まる。機関庫の中もかなり細かく作ってある。

 テーマは1947から51年のSouthern Pacific鉄道である。複線の本線と留置線はすべてハンド・レイドhand-laidである。14両からなるDaylightはフル・インテリア装備で車体全周にわたる幌をつけている。

 DCCはNCEである。デコーダはどういうわけかDigitraxであった。

 レイアウトは二階にあるので、No handicapped accessと表示してある。工作室が二階にある。これについては改めて紹介する。

 機関車はきわめてよく走るが、客車、貨車の走行はあまり感心しなかった。油が切れている。それから、車輪が振れている。これほどよくできているのに画龍点睛を欠く感じがした。

 筆者のレイアウトを80両編成が走るところの動画を見せてやったところ、大変驚いて、その車輪を売れと言ってきた。作ってくれるところがないので困っている。


 

 

2007年12月17日

Garyのレイアウト

Gary Schrader Gary はすばらしいレイアウトを建設中である。コンピュータ・ソフト関係の仕事をしている。大変腕が良い人で、既製品の改造にすばらしいテクニックを見せる。

 レイアウトの大きさは6m×12mくらいで、特に広いというわけでもない。普通の民家の2階を全部レイアウトにしている。
 一階部分は図書室とキッチンがあり、ここに住んでいる。家族は別のところにいるのか、離婚したのか、言葉を濁している。

Gary’s layout, bird’s view  かなり高級なコレクションを持っているが、特筆すべきことは、すべての車両がカスタマイズされていることだ。細密化工作がしてあり、すべての貨車にブレーキ装置が付いている。機関車はロストワックス部品を追加し、実に美しい塗装とウェザリングが施してある。

 毎年訪ねるので、進捗しているのがよくわかる。レイルはよく磨かれ、走行は実にスムーズである。ターンテーブルの回転も滑らかである。地面の色が非常に黒い。機関区の中はこんなものかも知れないが、いずれもう少し部分的に明るくなるようなことを言っていた。

2007年12月15日

続 phishing mail

 昨日のフィッシング・メイルは、相場が形成されていればこそ成り立つことであり、とんでもない値段で出ていればひっかるはずもない。その意味でもよくできた詐欺であると、感心している。日本ではなかなか難しい手口であろう。

 だからこそ、今回の提携で日本側の会社がそれについての警告を明確に発する義務があると思う。 

 最近この手の偽メイルが来なくなった理由は、ある程度高額(多分$200位)の商品の場合、入札者の名前、連絡先が伏せられるようになったからだ。以前は公表されていたし、名前をクリックするとメールを送ることができた。
 
 そのあたりの工夫に筆者の意見が多少取り入れられているように思う。e-Bayは非常に柔軟な組織で、利用者のフォーラムもあり、自由な意見が出されている。これはいいアイデアだと思えば、たいていその方向に進んでいく。送料が異常に高くて、それで価格を低く見せようとしている業者はよく槍玉に上がっている。しばらくするとそういう業者は出てこなくなる。

 

 リクエストを頂戴している。アメリカのレイアウト・ツアを見せてくれというものである。たくさんあるので、記憶をたどりながら紹介していきたい。

 

 


2007年12月13日

phishing mail

Phishingというのは、fishing(釣ること)とsophisticated(手際のよい詐欺の)を組み合わせた造語である。  

最近来なくなったが、以前2度ほど来たのは、「貴殿が応札した商品は、1位の人が辞退したので、2位の貴殿に買う権利が生じた。よって意思表示をして戴ければ売る用意がある。送金されたい。」というものであった。

 よく考えた話である。たとえばある商品を$900で応札する。相場は$1200だ。落とせるかなと思った瞬間に$1200で誰かが落とす。さらに$1210で上乗せする。2位の人は残念だ。もう少しだったのに、と思う。しかし$1200は高いなとも思う。そこがミソである

 あきらめて3日経つと。このメイルが来る。ああラッキィ!と思ってひっかかる訳である。この場合、売主とその1位の買い手は同一人物で、異なるコンピュータから接続している。送金すると、後は連絡がつかなくなるのが普通である。

 筆者の場合、e-Bayから連絡があって、こういう種類の詐欺にひっかからないようにと警告を送ってきたのである。その2週間後に来たので、助かった。e-Bayはこの種の情報を集めているとも言っていたので、早速メイルのコピーと詳しい情報(メールがどのルートで送られてきたかという情報)を送っておいた。

 すぐに礼状と調査の結果が送られてきた。ロシアを経由していたので、調査がむずかしかったが、発信者がある程度絞られたようだった。FBIに連絡したそうだ。

 次の週、早速この事例の顛末が加入者全体に報告された。この件以来、筆者はe-Bayに全幅の信頼を寄せているのである。Yahooはどうであろうか。

2007年12月11日

続々e-Bay

ED16青焼図面 日本製模型、特に昭和30年より前の製品は、ごく少数のインポータによってアメリカに持ち込まれている。その時期の模型は生産台数が少なく、日本の国内でもそれほど市場に出ていない。

 筆者が当時欲しかったもののひとつに、スケールのED電気機関車がある。模型屋にもほとんど入らず、一回しか見たことがなかった。東京でなければ手に入らない状態であった。

 最近YahooオークションでこのED16あたりを見かけることがある。設定価格が、信じられないほど高い。それほどの価格がつくはずはないと思うのだが、買い手がつく。価格はかなりつりあがっている。売り手はそういうものを、どこからか手に入れるルートがあるのだろう。しばらくするとまた同じ価格で出している。

 e-Bayを見ていると時々この種の模型が出てくる。友人に頼まれているので取り寄せて差し上げることにした。完全な新品のキットで青焼き図面もついていた。どういうわけか図面の一部は焦げていたが問題はない程度だ。

 価格は日本価格の1/3以下である。大変喜んで戴いた。提携が行われれば、このようなことが日常茶飯事になるのだろうか。そうであればよいことである。

 e-Bayには、占領下の日本で作られた製品がよく現れるようになった。持っていた人が亡くなり、それが売りに出されるような時期になったのだろう。それはそれで非常に人気がある。"Occupied Japan"というハンコが押してあるだけで奪い合いの様相を示す。それほどの価値はないのだが。

2007年12月09日

続 e-Bay

 筆者は過去40年近く、海外からの通信販売を利用している。特に大きな問題はない。一番大変だったのは、発送通知が航空便で届いたが、その商品を載せた船が途中で起こった湾岸戦争の影響で徴用され、筆者の荷物はどこかの港で放り出されてしまったことだ。待てど暮らせど届かない。10ヶ月経ってから、ジャカルタのはんこを押されて届いた。船便といえども必ず届く。

 その船便がなくなってしまった。アメリカの郵便会社が5月に船便をやめてしまった。その代わり安い航空便が始まった。すぐ発送するのではなく、空き便があれば載せる程度のことだろう。10日はかかるが、割安だ。日本からのSAL便と同じだ。

 筆者は車の部品をよく買うので船便はありがたかった。最近は、安い切符で直接買い付けに行く。下手に運賃を掛けるより安い場合すらある。うまくやれば一人で96kgもって帰れる。

 商店相手の取引では、まず間違いがない。個人の場合はネコババすることがあるから、必ず相手に電話を掛けて、その声を録音しておく。そこまでやるかという感じだが、万一の保険のつもりである。e-Bay では、ほとんどが個人相手だから心配だが、そこをe-Bay がうまく取り持ってくれる。

 届かなければ申し立てればある程度の調査もしてくれるし、運賃が高ければ調停もしてくれる。いろいろな面で安心である。Yahooがそこまでやってくれるだろうか。

 e-Bayに不具合を申し立てると、すぐ弁護士から手紙が来て助けてくれる。弁護士費用はそう高くないようだ。まだそこまでしたことは幸いにしてない。

 Yahooがそこまでしてくれるだろうか。

2007年12月07日

e-Bay

 最近の新聞紙上で、e-BayYahooオークションが提携するという記事を見た。歓迎したい。筆者はe-Bayの発足当初からの会員で、その発展の段階をつぶさに見てきた。一言で言えば成熟しているという感想である。

 翻ってYahooのほうはどうだろう。価格設定がむちゃくちゃのものが多い。しかも売り手が勘違いをしていて、「これは珍しいもので…」などと書いてある。
 要するに売り手も買い手も商品知識が乏しい。観察していると、売り手の数はそれ程多くはないことも分かる。売り文句の文章を見ていると、何かしらその人の知識背景が読めてしまうほど軽薄な文を見かける。念のために申し上げておくが、これは鉄道模型の範囲に限ったことである。取引量の多い車の部品、電化製品、コンピュータ関連はかなり成熟している。 

 オークションとかガレージセールが日本の文化に浸透しはじめて、まだ日が浅いというところが、一番大きな問題だ。アメリカではガレージセールによく行った。あちこちでよくやっているから、売る方もコツを心得ている。変な価格設定はない。
 オークションにも顔を出したことがある。Auctioneerという資格を持った人が取り仕切る。独特の抑揚をつけて価格を吊り上げていくのが実に面白い。

 日本でオークションの現場に行く人は極めて少ない。ネット上であっても多いとはいえない。すなわちそこには、「勘違い」が生じている。経済というものは極めて大きな集団の中で成り立つものであり、声がでかいだけでその場を押さえ込んだ雰囲気を作れるようなものではない。

 日本製鉄道模型がアメリカその他の国でどのような価格で取引されているかを見る大きなチャンスである。市場が大きければ「見えざる神の手」が働くのである。

2007年12月05日

続々 Atlas製貨車の改良

running board Atlasの貨車のラニング・ボードは簡単に模様をつけた板であった。70年代はそれで満足していたが、のちには不満が出てきた。その不満を吸収するために、改良部品が各社から発売された。この写真の部品はQuality Craft社、現Weaver社の製品である。完全シースルゥで気分が良いが、下地のほうも修正しなければならない。

 Atlasの連結器は首が長すぎる。ナックルが割れてしまったり、トリップ・ピンとの嵌め合いが緩すぎて使い勝手が悪かった。
 
 栗生氏のブログにも書いてある通り、ナックルが自然に閉まる。これは重力を利用している。内部に斜面があり、それを滑り落ちてナックルが閉まるようになっている。これはCentral Locomotive Works社の連結器も同様である。それは1972年ころから売っているのだから、そのときには、すでにそのアイデアの特許が切れていたのではないかと推測する。

 クリープ割れについて質問を戴いている。要するにプラスティック成形品に何かを圧入すると、塑性変形して留まる。その変形が割れを生じるのである。

 一番よくあるのが歯車に軸を圧入したものである。必要以上の応力が掛かっていると必ず割れる。デルリンであっても割れる。ゆるい滑りばめにしておいて、軸にローレットを掛けて押し込むと安全である。要するに、塑性変形が軸の円周方向に起きるようにする。放射状に力が掛かると必ず割れる。

 軸と車輪の絶縁のブッシュは強く押し込んでも、問題は起きない。それは、外と中で押さえつけられているからだ。塑性変形は軸方向に起きる。



2007年12月03日

続 Atlas製貨車の改良

shim to install coupler Atlasの貨車は半分以上、塗り替えたり、新規に塗装したリしたが、まだいくつかが未塗装で残っている。その一つが昨日の写真である。

 連結器はKadeeと取替えてある。スペーサを貼り付けておいて穴を開け直し、2个離椒襯箸農榁綺泙鯢佞韻銅茲衂佞韻襦E竿弔鬟轡螢魁璽鵝Ε掘璽薀鵐箸播当に貼り付けて補重し、スポンジを詰めて蓋をする。
 
 ここがミソである。Boxcarは内部が見えない。ウレタン・スポンジか、ポリエチレンのaircap(最近はプチプチというのだそうだ)を巻いて押し込んでおけば良い。すると極端に静粛になる。これをしないと妙な高周波の共鳴音が出る。詰め込みすぎると側面が膨らむので、ほどほどにしなければならない。

 Atlasの台車はどんどん捨てたが、側面の造形がなかなか良いので、それをロストワックスにすることを考えた。一部はブラスに置き換えた。事前にロウを使って修正しておくと、素晴らしいものができる。ブレーキ・シュウも、抜き勾配を修正しておいた。

 できたものはボールベアリングを入れて、三点イコライズした。なかなか良いものができたのだが、そこまでする必要はないことが分かった。

 貨車は軽い。軸重がせいぜい80gでは、ボールベアリングの効果は、それほどは表れない。やはり、Athearnのデルリン製台車にステンレス車輪、ピヴォット軸受け、二硫化モリブデン・グリスの組み合わせがコスト面でも最高である。

 挽き物は簡単に調達できたが、スプリングは良いのがなかった。バネ屋で探したが、なかなか難しい。バネ屋の店長が、「200個以上なら作った方が安いよ」と言うので注文した。できたものを使ってみると、巻く方向が逆の方が良かったことに気がついた。それは次の注文時にと思いつつ、20年経った。




2007年12月01日

Atlas製貨車の改良

Atlas center pin conversion 栗生弘太郎氏のブログで取り挙げられているAtlas製貨車は、当鉄道にもかなり在籍している。かなりの数を輸入して、友人にも頒けた。

 問題は車輪で、2个瞭霍歙充瓦、ポリスチレン製の台車にはまっている。2亰造亮瓦和世垢る。転がりがよい訳がない。ステンレス軸であれば多少はよい。しかし軸受けが悪すぎる。ドイツの製品の中には焼きが入った1个亮瓦發△襪里法しかもその相手は焼結合金の含油軸受けであるからかなわない。
 
 Athearnの台車の転がりが素晴らしいのでそれを採用するのだが、そのセンタピンの径は1/8インチのネジである。もちろん車輪セットは特注のステンレス車輪に取り替える。Atlasは太い先割れピンを差し込むようになっているでそれを埋めねばならない。1台だけ加工して埋め、3个離織奪廚鯲てて台車の振替えをした。台車心皿の高さが違うのでその調整が面倒であった。

retainer and pin for Atlas どうせ何十台もあるのだから、交換が一瞬で終わるものを作ろうと思った。採寸して近くの挽物屋に頼んだらあっと言う間に出来てきた。多数頼んだので単価は安い。日本の友人に連絡すると皆欲しがった。まだ余ったのでアメリカの友達に送ってやったところ大評判で、たくさん作って売った。
  
 ローレットを切ったので押し込むだけで固着する。この方法はクリープ割れが起こりにくい。クリープ割れとは、圧入で塑性変形したものが時間の経過とともに割れる現象である。
 

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