2006年11月02日

2006年11月02日

『ぬれ』とは 

wetting on window shield 10月23日の記事中、『ぬれ』と言う言葉を用いたところ、複数の方から『ぬれ』とは何かという質問を受けた。

 『ぬれ』は英語でwettingと言う。水で何かを洗うことができるのは、汚れが水にぬれるからである。その汚れが水をはじくものであれば水では洗うことはできない。例えば、油がしみこんだ布は、水洗いで油を取り除くことは不可能である。

 『ぬれ』とは、「濡れ手に粟」という言葉のように、濡れている手では粟粒を労なくして取ることが出来るという、その「濡れ」である。
 
 車のガラスを洗剤とスポンジでごしごしこすって洗うと、ガラスに水がよくなじむようになる。するとガラスに水が広がり、極めて薄い膜になり、最終的に虹のような干渉膜が出来る。この膜は薄いので、瞬時に蒸発する。『ぬれ』が良いと水の表面積に対する質量の比が小さくなり、蒸発速度が大きくなる。

 本日の写真はその様子を写したものである。風が吹けば、この程度の水膜は一瞬にして消滅する。

 写真の現像等に詳しい方は、フィルム現像のとき、ドライウェルという界面活性剤(一種の洗剤)を使うとぶら下げたフィルムから急速に水が滴り落ちて、乾きやすくなることをご存知であろう。最近、車のドアミラーに貼って水滴を着かなくするフィルムをよく見る。『ぬれ』をよくして均一な水膜を作り、見通しを良くしているのだ。

 明日からしばらくこの話題を展開したい。その前に、予告編としてちょっとした問題を1つ……

次の模型用語のなかで『ぬれ』に関係があるものをすべて挙げよ。

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